鴉幀日誌(試し読み)
湯から引き上げたそれはてらてらと黒光りして、艶のある羽根は簡単に手で抜くことができる。その物体に命はない。しかし、それを形づくるすべての構成物に魂が宿っている。天野莉々は一度その物体の前で手を合わせたのち、カラスの死骸から一本一本そ ...
砂に刻まれるものたちへ(試し読み)
黒い大地が一本の線を成して空の遠さを繋ぎ止めている。見渡す限り人の影はなく、私たちは途方に暮れる。いや、天を仰いでいるのは私だけか。現地で雇ったドライバーは、年代物のウォークマンから流れる陽気な音楽に身を浸し、遠くを見つめながら小刻 ...
アクト彗星(試し読み)
わたしたちは、おんなじところをぐるぐるぐるぐる。
なんどもなんどもぐるぐるぐるぐる。
でもそれだけじゃないんです。
それだけじゃあ、ないんです。
彗星A よっす
彗星B
鳩屍に一生
現代だとなかなかお目にかかる機会はないだろうけど死霊術師なんてのはどこにでも当たり前にいるもので、とはいえ終戦後に人間で僵尸を作成するのは表向きには禁じられたものだから、いま私たちが何を操っているかというと、たいてい鳩であることが多 ...
大移動
「oh, aa, hidoi……hayaku kurumahe」
大きいものの気配があった。それまで森は静まり返っていて、ハウス、そう、大きいものからハウスと呼ばれていたもの、わたし、intoハウス、していて、頭をゆっくりと ...
【鳥の閑話】12/9〜12/13
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映画『2001年宇宙の旅』感想
『2001年宇宙の旅』(1968)・140分
観た日付:2024/12/13
どこで観た:U-NEXT
あらすじ(コピペ)
スタンリー・キューブリック監督と原作者アーサ・C・クラークによる、 ...
ningentachiha.wav
気が変になるよ〜
【鳥の閑話】12/3〜12/8
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文学フリマ東京39で買った本の感想①
表題の通りです。
当日のできごとについては上記(有料記事です)にまとめていますが、今回は主に自分の参加した本の感想などを簡単に述べていきたいと思います。なんでこんなことをするかというと私も感想がほしいからです。ギブされたい ...