花揺れる

Works,

てんちゅうさつ、てんちゅうさつ、てんちゅうさつ、
ぎゃくてんちゅうさつ、しょうてんちゅうさつ、
ちゅうさつけい、ちょっけい、うこっけい、
しんさつ、かたこんべ、かたくり、
あげは、かるま、たまりんど、
かんさつ、かさい、から、
かすがい、かわなめ、
へいち、へいこう、
ころも、からす、
げた、のぎく、
てんちゅう、
おはじき、
かるめ、
いと、
ふ、
いと、ゆわえ、あるきだした、あるきつづけている、めのなかには、ふながおよいでいる、やがてだっぴする、だっとのごとく、にげてゆく、わかくさにつゆ、とおいろくがつの、ことでした、すいさいえのぐを、にじませずにつかえず、そのあまおととときをおなじくして、こうさいがゆがみ、たいようはゆうかいし、たれてきたせかいに、さきんがながれているよ、たいまいをはたいて、こしらえたかごは、そこがぬけている、ちごのおとした、むぎににたしょくぶつ、おっていけども、いけども、あのかわにしかたどりつかず、あのこはみなそこに、すんでいる、そうなだめられて、かわへざぶざぶ、はいっていったのです、それだけでした、つながらなかった、じょうりゅうから、たおられたはなが、はなのそうれつが、ながされてきて、ほんじつがめいにちでしたと、おもいだしたのでした、うみへいたるまえに、すべてしずんでしまうでしょう、ながしませ、ながしませ、ほらあなからは、きつねのこが、のいちごのどくけがぬけるのを、こころまちにしています、のいちごは、はずかしいから、ひとをよわせるのでした、かわもに、に、さん、おちていき、ながれていくなかで、いしにめぐまれ、かすみのうつくしい、ほんじつこのときに、よめいりをするぐあい、やまのむすめたちが、めいめいきかざって、わらいごえからとりがうまれた、はねのぬれたとり、きぎとまじわって、こけをまぶすのがげんしょのれいぎ、とりからおちたなみだが、やがてねをはるので、そのはんぱつで、とりたちはとべるようになりました、かわのそこでは、たこあげたいかいが、いまはもっぱらのにんきのごようす、かわもにうかぶそれを、みとめてしまってはさいご、からだはとうめいになって、すぎていったものを、なんどもすれちがって、みずのながれというのは、つみだったとしることから、やりなおすことになりますね、いしをつみつづけるさわがに、いまのところは、このよにまだうまれなかったひかりが、ここへとうたつするまでのひまつぶしとして、うまれたわたしたちが、うたをうたい、おどることをとおして、いつかめぐりあう、ことができますね、ああ、おんちょう、おんちょうがありあまっている、かわにいきなさい、いしのなかのひとつであったと、いしになりながら、いしになれない、わたしたちのことを、かわになりながら、かわになれない、わたしたちのことを、おぼえていられるのは、あなたしかいないのだから、こんなひは、こうしてあなたのほんを、ひらくのです、ともしびがきえるまで、ほんをよむては、いのりのかたちをしています