タロットリーディング事例①

Diary,タロット

「どうしたら満足度の高いタロットリーディングができそうか」を知りたかったので、タロットを展開してみました。

①現状 ソードの6 逆位置
②障害 ソードの2
③顕在 ワンドの8 逆位置
④潜在 ワンドの4 逆位置
⑤過去 カップの3
⑥近未来 カップの10 逆位置
⑦自己 カップの2 逆位置
⑧周囲 ペンタクルの10
⑨希望 ソードのクイーン 逆位置
⑩最終結果 ワンドの5

 このようになりました。まず、全体の印象として小アルカナしか出なかったなというのがあります。これは質問した問題が小さいことを表しています。おそらくですが、私にタロットリーディングの依頼はほとんど来ないのだと思います。そのため、「どのように満足度を高めるか」と聞いても仕方がないというか……大したことじゃない、それより依頼が来ないことを嘆いたほうがいいよ、という感じでしょうか。まあ、依頼がそんなに来ないだろうことはこっちも分かっているので、その上でどうやって満足度を高められるのかを一枚ずつ見ていこうと思います。
 まず現状にソードの6が逆位置で出ていますが、ちょっと元気が出てきたので新しいことにチャレンジしてみた(ただしめちゃくちゃ積極的であるというわけではない)という感じに読めます。過去にカップの3が出ていて、これは私が今までに複数の人々を占って、そのフィードバックとしてお礼やポジティブなコメントをいただいたことを表しているように感じました。それが嬉しかったので、今回「タロットリーディングを販売してみよう」と思い至ったわけですね。しかし近未来を見てみると、カップの10が逆位置で出ているので、この活動を通して私が大した満足を得ることはなさそうです。顕在の位置にワンドの8が逆位置で出ているので何らかの動きはポツポツあるかもしれませんが、そこまでないかなぁ。潜在のポジションは私がタロットリーディングの販売を始めた原因が表れているような気がします。つまり、小さな幸福感や、誰かのために役立ったという満足感を味わいたかったのではないかと思います。
 自己、にはカップの2が逆位置で出ていて、本音では自分が誰かを占うことに対して不安を抱いているように読めます。一方で他者から見た私の位置にはペンタクルの10が出ているので、他人からは私はどっしりと構えたタロットマスターに見えているのかもしれません。障害に出ているソードの2は、私がタロットリーディングをしていくうえで気をつけるべきことを表しているのでしょう。それは、本当の気持ちを否定することです。例えば、質問者に遠慮して本音を言わなかったり、切り込まずに無難な言葉選びをしたり、そういったことはやめるべきでしょう。また、希望の位置にもソードのクイーンが逆位置で出ているので、ソードの2のメッセージを強めているような気がします。どんな結果がリーディングで表れても正直に、問題の核心は突きつつ、ユーモアは忘れずに、また深刻になりすぎずにリーディングをしていくのが良いといった感じでしょうか。最終結果はワンドの5、正直困難を経験しそうです。せっかく相談してもらえたのにうまく応えられないのか、質問内容が自分に馴染みのないことでリーディングに迷うのか、そんな感じのことで思い悩むかもしれません。あるいは、ネット占いなんてどこにも転がっていますから、そうした競争に勝てないのかもしれません。趣味の延長ですので本格的に占い師として副業する気はありませんからそれは良いのですが……。結論、本音はちゃんと言おうね、そんなに相談は来ないだろうけど来たら全力で、ユーモアを忘れず誠実に応えようね、という感じですね。

……以上のリーディングで大体字数は1400字程度です。これはけっこう質問によるところが大きくて、以前いただいたご相談では一つの結果に対して4500字のメッセージを送り返したこともあります。しかし、大体の目安として1500〜2000字に収まるのではないかと思います。このような形でリーディングをしていきます。

もし、ご興味がありましたら↓を覗いてみてください。よろしくおねがいします。

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