鴨川エッチ研究会『キミはボクの梅雨前線 石橋濡久アンソロジー』感想

Diary同人,書籍感想

鴨川エッチ研究会『キミはボクの梅雨前線 石橋濡久アンソロジー』

https://ecchi-syousetsu.com/zine/

読み始め:2023/5/22  読み終わり:2023/5/22

あらすじ・概要
2023年最大のイベント『エッチな小説を読ませてもらいま賞 〜さあ、エッチになりなさい〜』の受賞作品アンソロジー、のスピンオフとして作られた本冊子。本編より先にそちらを読んでしまったので、そちらの感想を先に上げたいと思います。本編は後日、必ず!

読んだきっかけ
楽しみにしてました!

コメント・感想
 胡乱すぎる企画。どれも面白かった。
 佐々木倫「お風呂が好き!」胡乱アンソロにぴったりのオチで面白かった。あってほしい世界線だ。
 坂崎かおる「柑橘おじさん」終始ひぇぇと思いながら読んだ。鈍感な濡れおじもっとください。
 蜂本みさ「夢の公衆浴場」確かに濡れおじに奢ってもらうならフロートが嬉しい。蜂本さんの濡れおじはちょっと食えない奴な感じがして良い。
 井上彼方「ぼくの濡久おじさん」あの手を前でもじもじさせたイラストのまま再生された。くまさんパンケーキを食べる濡れおじ、平和な光景だ……。
 暴力と破滅の運び手「おおなまず」オチににやりとさせられる。これはもう、あれですよ……。やっぱ人に飯を食わすというのはエッチな行為ですね。
 稲田一声「照射」濡れおじ夢女概念が脳裏によぎった(念のため、作中では性別は明記されていません)。アクスタを買ってしまったので、小説が現実に侵食してきてる感じになっていて、こんな最初から最後まで胡乱なことがあるかよ……とうろたえてしまう。私は濡れおじ机に飾ってます。