Works小説,見習い鳥卜

『見習い鳥卜 藤井佯短編集』に収録の表題作の試し読みです。短編集のご購入はこちらから。

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 耳栓をつけるときの音が吸収されていく感覚が好きだ。講義室はうるさいので耳栓をする。レコードに針を落としたときのよ ...

Works小説

 彼女が笑うと、部屋の中の気圧が少しだけ下がるような気がする。彼女というのはハーピーで、三ヶ月前から同居している。ハーピーにも当然名前はあり、彼女はフェリクス・エクスエクス・バジリーナといった。フェリクス・エクスエクス・バジリーナ(愛 ...

Works佯々,小説

佯々からのご挨拶

日時: 2025/12/31 19:28:38
お題: 2025年が終わります。今日は大晦日です。ヨタカの登場する大晦日の物語を書いてください。
詳細度: 詳細 (~800トークン)

「ああ ...

Works,ヴァースノベル,

『鳥たちの言葉』は、2024年に刊行された『改行-2024 autumn &winter(第二号)』に掲載していただいたヴァースノベルです。紙で読みたい方、その他のヴァースノベルに触れたい方はぜひ紙でご購入ください。

Works,俳句,

   浮揚の練習
                 

屠蘇飲んでのらりくらりと愚者になる

朧月女教皇留守につき

赤ポスト隠者の手にも蚊が止まる

影のある場所まで歩く月が追う

Works小説,見習い鳥卜

以下の画像は、短編集『見習い鳥卜』収録の表題作「見習い鳥卜」にて掲載されたノートの抜粋です。

Works,公募京都大学新聞,公募,小説

 【無関心】コマちゃんにおもちゃをあげてみた
 
 画面のなかで青色のセキセイインコがアンパンマンのマーチを歌っている。
「なんのために、うまれて、なにをして、いきるチュピ」
 人間の手が出てきて、木材 ...

Worksコミッション,小説

 そのベタはあるとき川へと捨てられて、それでがんばりました。がんばって、生きなければなりませんでした。ベタは川の濁りにも順応して、藻をたべて、薄暗闇にじっと身をひそめて、そうしてだんだんと川はベタのことを受け入れて、ベタはときおりやす ...