中島大輔『山本由伸 常識を変える投球術』感想
中島大輔『山本由伸 常識を変える投球術』(新潮新書)
読み始め:2023/8/13 読み終わり:2023/8/14
あらすじ・概要
肘は曲げない、筋トレはしない、得意球のスライダーは自ら封印――。いま ...
千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太『ライティングの哲学』感想
千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』(星海社新書)
読み始め:2023/8/12 読み終わり:2023/8/12
あらすじ・概要
「書き出しが決まらな ...
そこにいるのは誰?
「メインターゲットは二十代から三十代の女性、カップル、ファミリー、羽田匠ファン、M♡N(モノ)Φの藍川芽乃ファン、ラブコメ好き、原作ファン。サブターゲットは森川信介ファンの四十代から五十代、コアな映画ファン、流行に乗りたい新しいもの好 ...
濡れ雀
飛沫があがり、子どもたちがこちらへ向かってくる。ストン、ストンと次々にプールへ飛び降りて、ゴーグルをかける。私が合図に手をパンと鳴らすと、子どもが壁を蹴ってスタートする。バシャバシャと威勢がいい。バタ足で十五メートル。それを三本。こ ...
2023.8.8-8.9旅の記録(まとまらない)
2023年8月8日
6時起床。それから充電器をリュックに入れたり、干しておいた服を畳んで着替えたりして、6時半ごろに家を出る。モーニング・ページは書く時間がなく、とりあえずそのままリュックに入れて持っていく。
...
記事を読む 2023.8.8-8.9旅の記録(まとまらない)
線路に西瓜の立ち並ぶ事
線路に西瓜の立ち並ぶ事、
泥濘となって引き摺られる
電車は倒木のようにからっとしている
種が弾ける
向日葵の番ばんの眠る間まに渡る
新課程の体操で換装する
白目がちな犬だ! 自動 ...
やすらって
スイカが配られる、カモメも飛んでいるよ、卵からちゅっと栄養ゼリーを抜き取りました、パパ・ママ・せんせ、抜き取り明神、ミルクティーの香りが支配するよ、だれもかれもKの字になって眠っています、MILKKKKKKKKKKKKKKKKKKTE ...
凡蔵稀男短歌
親切なお兄さんへ
亡くし屋と人はこう呼ぶただ彼を恩人ならばただバイバイと
その黒は幽寂の黒 致死の黒 やさしいひとのやわらかい黒
凡小が昏がりに乞う(まだいたの)列車はとうに俺を残して ...
しおり
脱ぬぎ捨すてられたズボンがぷるぷる、床ゆかに積つまれた本ほんがぷるぷる、音おとだけでなく香かおりも指向性しこうせいを持もっているということ、香水こうすいはコンクリートになって、そこにつけられた鳥とりの足あしあと、ぷるぷると、古本ふるほ ...
明るいのに……
電車から降りて目の前にいたおばさんが細いチェーンの小さな鞄を肩からさげて黒い薄手の甚平を着て髪は三つ編みを長い輪ゴムで複雑に留めていた、顔は見えなかったが化粧が汗で浮いていた
図書館で貸出を受け付けてくれた図書館司書の女性の腕 ...