【鳥の閑話】2025/12/13〜12/22【上海・杭州旅行】

2025-12-22Diary日記,鳥の閑話

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今回は特別編です。12/19〜12/21の3日間、杭州と上海を旅行してきました。旅行記が主で、サブスクリプション会員限定で旅行以外のことなどを書いています。

・前準備
・12/19 入国・杭州
・12/20 杭州・上海
・12/21 上海・帰国
・近況(サブスクリプション会員限定)

前準備

そもそも、中国旅行は夏くらいに決まっていて、私と夫と大学時代の仲良い後輩2人の4人で行くことになっていました。高市早苗が余計なことを言って中国の航空会社経由の便が次々と欠航になるなか、JALで予約していたので便があり、予定を変更せずそのまま旅行に行くことにしました。実際に周囲でも中国行きのチケットをキャンセルされたケースを複数見ました。正直怖かったのですが、幸い現地では何も問題は起きませんでした。

それで、私も夫も旅慣れしているわけではないのですが、最低限の能力はあるので私が主に全ての旅程を計画し、夫がホテルや移動手段を手配してくれました。後輩2人は使い物になりませんでした。

旅の強い味方としてGoogleマップが挙げられますが、中国ではGoogleマップが使えません。それで、最初は百度地図を入れて試していたのですが、どうも中国の携帯番号がないと会員登録ができず、会員登録ができないとお気に入りスポットを登録できないようで、旅程を立てるには使い勝手が悪かったです。その後、もう一つ高徳地図(Amap)というものがあることを知り、そちらを試してみました。そちらはメールアドレスでも登録が出来て、本当にこの地図アプリに助けられました。

中国旅行三種の神器。Dianpingは中国版食べログみたいなもので、これで評価高いところに行けばまず間違いないです。クーポンなども配布されていたようでしたが、ちょっとそれを使いこなすことまではできなかったです。Amapというのがさっき言及した高徳地図。これで気になるスポットやホテル、駅などをどんどんお気に入り登録していき、旅程を立てていきます。Alipayは有名ですね。クレジットカードと紐付けることができます。たまに調子が悪くて読みとれないことがあり焦りましたが、基本的にAlipayさえ入れておけば現金を持たずに旅行することが可能です。私たちは今回、現地通貨を一元も持たず旅行を完遂しました。

Amapはこんな感じ。どんどん収蔵(お気に入り登録)していき、各スポット同士の経路や所要時間を調べていきます。

私の同行者は旅程を立てる能力がない人たちばかりで、唯一苦労して聞きだせた要望は「湖が見たい」だけでした。上海から1時間程度で高速鉄道が杭州まで出ており、杭州には有名な湖、西湖があるので一日目はここに行こうということだけ初期の段階で決めました。そのまま誰も何もしてくれず、旅行三日前を迎えます。私が全てやらなければこの旅行は破綻する——そのような危機感があり、旅行中も正直心から楽しむ余裕はありませんでした(でもそれなりに楽しかったです)。とりあえず、杭州でのホテルと上海でのホテル、上海虹橋国際空港から杭州までの鉄道チケットは夫が手配してくれたので、私は残りの旅程を考えました。

基本的にこちらから提案しなければ自分の欲するものがわからない人たちだったので、いくつか良さそうなスポットをリサーチして、旅程のたたきをつくりました。「中国茶が飲みたい」くらいの欲望はあったようなので、なるべくそうしたスポットも探していき、なんとか作った旅程がこちら。この旅程はこの後どんどん修正されていきます。

12/19(金)
7:00 羽田空港第3ターミナル集合
・スーツケース機内持ち込みする場合、液体類100ml制限、ジップロックに入れる
・Face express登録(顔認証)JALカウンターで登録
・中国入国カード記入(ラウンジでやる)

ラウンジで朝食(キャセー)

8:50搭乗開始

09:10羽田発
11:45上海(虹橋)着

空港で時間を潰す&昼食

13:30には鉄道駅に着いておきたい?

上海虹橋→杭州東行きの高速鉄道
14:00→14:45

ホテルに荷物置く(この時点で16:00?)
・西湖
・清河坊街→ここで夕食を探す?

12/20(土)
ホテルから寺方面まで40分
・霊隠寺→ロープウェイ乗り場へ移動
・霊順寺(ロープウェイで登る、西湖を一望)
寺に食事どころがあるっぽいので、なんとかそこでありつけないかと思っています、最悪スタバもあるらしい(多分)
・杭州東駅→上海南駅?上海駅
13時台のには乗りたい

14:06上海到着
ホテルに荷物預ける(14時半)
移動(30分)
→岚灵花鸟市场
タクシー移動(30分)
→豫園(食べ歩きできる?軽めの夕食)
→ 徒歩30分 ちいかわ上海旗艦店
→徒歩7分 BU Castle 古堡餐廳(19日電話してみる)
→ホテルまではタクシーで12分、地下鉄で23分

12/21(日)
上海宣伝画芸術中心(10時から)→suzhou cobbler→昼食どこかで→归朴茶空间、付近散策→空港へ

晩ご飯は空港ラウンジで

18:40 上海(浦東)発
22:30 羽田着

必要なこと
・SIMを購入する
・杭州→上海の鉄道の予約
・入国時の事前手続き
・店の予約(必須)→BU Castle 古堡餐廳
・店の予約(できれば)→归朴茶空间
・二日目の昼食を杭州でとるか上海でとるか考える→上海かな
・荷造り

備考
・食事についてはあまり考えてないです、現地で探すのが良いと思います
・霊隠寺と霊順寺は山の上にあり、ホテルからタクシーで約40分
・ちいかわ→万商花鳥魚虫市場→豫園はおそらく歩ける
・万商花鳥魚虫市場は直近の情報を見つけられなかったのでやってない可能性もある。鳥やら魚やら虫やら花やらの市場です
・BU Castle 古堡餐廳の予算と予約方法を調べたい、おそらく予約するにも現地ですることになるかもしれない(中国の電話番号が必要?)
・BU Castle 古堡餐廳に行けない場合は、1000 Oaks千橡など代替となるバーやシーシャ屋を探すことになりそう
・suzhou cobblerは靴屋だけど可愛いっぽい&移動途中にありそうなので付近散策がてら寄ってみたい
・归朴茶空间は中国の食べログで見つけて良さそうだった中国茶の店で、予約が必要かもしれずそこまで調べられていない
・归朴茶空间の近隣スポットをまだ調べられていないが、歩いていけそうな復旦大学の構内が景色いいらしいのでそこ散策してフィニッシュとかでもいい
・帰りの空港までの経路や時間帯などまだ調べられていないです


行きたい場所(杭州)
・霊隠寺→タクシーでもいいかも
・西湖
・清河坊街→


行きたい場所(上海)
・BU Castle 古堡餐廳
・次点、1000 Oaks千橡
・和它 交个朋友 狗咖猫咖 犬カフェ、予約できたらありがたい
・夜に豫園に行く
・Paw&Tail 鳥カフェ(時間あまったら、私のご褒美的な)→遠そう
・ちいかわ上海旗艦店(吉伊卡哇)
・上海宣伝画芸術中心
・万商花鳥魚虫市場(万商花鸟市场 西藏南路) 宝丰花鸟市场(卜蜂莲花店)?浦东花鸟市场 岚灵花鸟市场→ 聚奇城がある
なんか色々あるので、近くの花鸟市场を調べていけばいいかも

周日旧书市集(福佑商厦店) 

云台花鸟工艺品市场 ここ良さそう

・suzhou cobbler
・烏亀カフェ(常熟路)→閉店してた
・中国茶 归朴茶空间

後述しますが、日本語で出てくる情報は古く、迷ったらAmapの結果を信じるべきです。私は事前に「アルパカと触れ合うことのできる茶店、亀烏」や「中国共産党のプロパガンダアートを展示する個人がやっている美術館」や「花や虫、魚、鳥などがエグい売られ方をしている市場」などを調べていましたが、そのどれもが潰れているか、海外観光客ではアクセス不可能なスポットになっていました。

あと、タクシーが日本と比べて相当安いので、基本的にはdidiを使用して移動するのがいいです。あとは、地下鉄やバスなども使えます。Alipayで交通系のQRコードを簡単にインストールできるので、それを活用して移動していました(didiタクシーもAlipayのアプリから呼び出せます)。

こんな感じで、Alipayアプリ内で、地下鉄に乗るためのQRコードを表示することができて便利です。詳しいやり方は調べてください(Transportという項目から設定可能です)。

実際に予定していたスポットを全て回ることはできませんでした。一人だったらおそらく良くても、複数人で移動するときはそれなりに諸々のコストがかさむので……。あと、私はあまり観光地や食事に重きを置いておらず、行きたい店や場所をピックアップしておいてそれらを効率的に回るという旅行スタイルになりがちなので、事前に行きたい場所は倍近く調べておきました。食事どころはお腹が空いたときに周辺で評価の高い場所や惹かれた場所に入れば事足りるので、基本的には「本屋」や「名勝地」「気になる雑貨店」「シーシャ屋」「市場」などを多めにお気に入り登録しておき、当日柔軟にプラン変更できるスタイルで旅行に臨みました。

12/19 入国・杭州

7時に羽田空港第3ターミナルに集合します。まず集合できて良かったです。夫と私はJAL global clubの会員で、ラウンジに1人ずつ招待できるので、4人でラウンジを使うことができました。そこで朝食を摂ります。キャセーのラウンジで担々麺を食べましたが、確かに評判通り美味しかったです。あと、フレンチトーストも食べました。9時台発の便に乗り、12時頃に上海へ到着。14時台の杭州行きの鉄道を予約していたので、高速鉄道の駅(空港からは地下鉄で二駅ほど)まで移動して、そこで昼食を探すことにしました。といっても私はあまり食欲がなく、食べたい人だけ食べるみたいな感じになっていました。高速鉄道も地下鉄もそうなのですが、中国では改札に入る前に手荷物検査があり、何かと便利だろうと持っていっていたハサミが没収されてしまいました。刃渡りが制限を超えていたとかで……。飛行機では回収されないので油断していた。ハサミには申し訳ないことをしました。

発車10分前にはホーム階まで降りるためのゲートが閉まるため、余裕を持ってゲート前まで行きましょう。トリップ.com経由でチケットを取っていたのですが、パスポートに紐付けされていたようで、パスポートを機械に押し当てることで無事に乗車することができました。チケットが発券されないのはかなり不安でしたが、便利かつ合理的ではあります。1等車両を予約したかったのですが人気が高いらしく、前々から予約していたのにもかかわらずチケットが取れませんでした。結局2等車両に乗り、それでも快適でした。座席は若干狭い気がしましたが、揺れも少なく、油断するとすぐ時速300kmくらい出ていてすごかったです。

45分ほどで杭州東駅に到着。ホテルは直前に取り直しました。というのも、何もわからない状態で取ったホテルが湖からかなり遠い場所(駅からタクシーで40分もかかる)だったようで、西湖近くのホテルに変更しました。キャンセル料や変更料などかからず良かったです。泊まったのは、杭州中山西子湖酒店というホテル。なかなか綺麗でした。

家電に力を入れているのか、ウォッシュレットもあり、ドライヤーもダイソンでした。値段もお手ごろな感じ。あとなんか、お掃除ロボット?みたいなのがいました。到着時点で15時ごろになっていて、少し休憩してから西湖まで出ることにしました。私のプランでは、西湖を散策したのち、清河坊街という古い町並みが残る観光地に移動して、そこで夕食をとったり、店をひやかしたりする予定でした。

西湖の畔まではホテルから歩いて15分程度だったので、せっかくだったので歩くことにしました。

落ち着いた町並みで良いです。

シェアバイクがたくさん並んでいました。あと、バイクを運転するときに風よけの着れる布団みたいなものを身に付ける方が多いようで、なかなか興味深かったです。

異国っすね〜。

湖の畔には、ハイブランドの店が犇めき合っていて、なかなかハイソな空気感がありました。

水で魔方陣っぽいものを展開しているおじさんを発見。達筆でした。

湖に辿りついて、まず目に入ってきた光景がこちら。美しすぎます。水鳥たちがやすらっていて嬉しい。ちょうど夕暮れ時で、時間帯もちょうどよかった気がします。日が暮れるのを見届けることができました。

雄大。美しい。かなり感動しました。

木々にはリスが走り回り、地面には鳩が餌付けをされていました。あとあと気がつくのですが、中国では極端に鳥が少なかったです。西湖は水鳥のためにある程度環境が整備されていたこともあって、そこそこ目にしたのですが、上海では全く鳥を見かけませんでした。これは少し寂しかった。

陽が沈み切った西湖も美しかった。

杭州では、幹の根元が白く塗られた木々をたくさん見かけました。なんだったのだろう。

日が暮れて皆疲れてしまい、清河坊街まではタクシーを使うことに。あまり写真を撮っていなかったことが悔やまれますが、なかなか華やかな町並みで良かったです。

屋台で草を編んでいるおじさんがおり、編んでつくられた動物たちが可愛かったので、亀好きの友人(呉樹さん)に亀の置物を、自分用にカササギの置物を購入しました。全然屋台でもAlipay使えて素晴らしい。同行者がお腹を空かしてそう(実のあることを何一つ言わなくなってきた)ので、急遽Dianpingで夕食探し。四灶儿·地道杭帮菜2005(鼓楼2店)へ。

何を食っても美味かったです。QRコードを読みとる方式の注文方法だったのですが、上手くいかず、メニューを持ってきてもらい直接注文しました。マントウを頼んで主食とするのが主流の飲食店っぽかったですが、夫がどうしても米を食べたがり、わざわざ「米を使った料理はありませんか……?」と聞いてチャーハンを注文していました。しかし、流石本場のチャーハン、大変美味しかったです。後輩が頼んだ臭豆腐は私の口には合いませんでした。

お腹が膨れて元気が戻ったようなので、清河坊街の散策に戻りました。

南宋書房という、シャバめの書店に入りました。

ウケますね。階段に観客を座らせて講演会とかもやっていたり、買うだけでなく本を借りたりすることもできるようでした。なんか300円くらいだったのでミニ本を2冊買ってみました。

その後、お茶屋さんなどを冷やかし、試飲した西瓜のフルーツティーが非常に美味しかったので自宅用に買ってみました。みんな疲れてきていたのでタクシーを呼び、ホテルに戻ります。明日がなかなかヘビーなので、各自早めに寝てもらいました。

12/20 杭州・上海

が、普通に寝坊しました。7時から開いている店を調べたつもりがやっていなかったので、8時開店の別の麺の店を探し(ホテルから約2分)、そこで朝食としました。

やたら旨かった麺。

今日は、杭州で二つのお寺を回り、ホテルに預けていた荷物を回収したのちに杭州東駅から上海に戻り、上海のホテルにチェックインし……みたいな感じで予定を詰め詰めに考えていたのですが、その計画は儚く打ち砕かれました。

西湖付近の山に、有名なお寺があります。霊隠寺と霊順寺です。霊隠寺は山の中腹にあり、中国でも有数の禅寺です。霊順寺はロープウェイで山頂まで登ったところにある金運のお寺でした。それで、午前中に二つを回って、杭州観光を終了……と考えていたのですが……、私は甘かったです。中国のひとの多さを舐めていました。

まず、不穏だったのは、霊隠寺までのタクシーが捕まらなかったことです。というか、地図で見たら交通規制がかかっていて、タクシーが霊隠寺まで到達できないっぽかったです。朝食を皆ゆっくり食べるので、既に出発時点で9時とかになっており、プランの修正を迫られていました。他メンバーに聞くと、山頂に登りたいというので、霊順寺だけを巡ることにして、とりあえずロープウェイのある場所まで行くことにしました。タクシーで、植物園あたりまでは行けたのですが、そこからはバスに乗る必要がありました。それからなんとかロープウェイ乗り場に着いたのですが、チケット売り場で愕然としました。「90分待ち」と言われたのです。ロープウェイに乗るのに90分待ち……!? やばすぎです。結局、時間がないので霊順寺はあきらめ、霊隠寺のみ回ることにしました。しかし、ここでもアクシデントが……。

なんと、ちょうどタイミングが悪く、今年の12月1日から寺の見学が完全予約制になったというのです。それで、何箇所にも行列が出来ていて、一つ目の行列は「予約をした人が予約画面とIDを見せて入場チケットと交換する場所」、もう一つ目の行列が「入場チケットを手に入れた人の行列」、あと何箇所か、意味不明の行列がたくさんありました。やばすぎる!

電光掲示板を見ていると、どうも1日あたり5万人しか入場できないように規制をかけているとかなんとかで、それでも5万人! ビビりました。流石にこのまま下山するのも消化不良なので、意を決して列に並ぶことにし、最初の行列でダメ元でGoogle翻訳の画面を見せました。「外国人で予約が必要になっていたことを知らずここまで並んでしまいました。入場は可能ですか」。パスポートを見せると、受付の方、なんと手続きをしてくださいました!(ここまでで30分ほどかかっています)。無事に「午前に予約していたことになっている入場券」を4枚手に入れ、しかしまた並ばなくてはならない……。夫が帰りのタクシーなどを調べてくれていましたが、やはり全然捕まらない。「バスしか無理です」とメッセージを返してきた運転手もいました。バスでホテルまで帰ると1時間程度かかり、チェックアウト(12時)に間に合いません。そう、私のミスで、午前中には戻れるだろうから荷物を預けるんじゃなくてチェックアウトせず部屋に荷物を置いとけばいいや、とチェックアウトせずに部屋を出てきてしまったのです……。このままじゃ時間までに帰れない……。色々夫が調べてくれ、こう結論づけました。「霊隠寺の観光時間は10分間!」

初詣かよというレベルで、どこに行っても人、人、人。

有名な石像は見れた。でも、まだ寺の敷地内ではありません!とにかく早足でひとの流れを縫って進みます。

やっと入口が見えてくる。もう私はだいぶ焦っていて気が気でありませんでした。

しかし美しい。ついに寺の中央部に到達。なかなか荘厳です。

本当はゆっくり見て回りたかったですし、飛来峰という、岩壁に像をたくさん彫った場所なんかもあったのですが、そこまで見て回る時間はなく、寺を一周してそそくさと退散。それからバスに乗り、規制のかかっていない植物園あたりで降り、そこでタクシーを呼ぶ……これでなんとか12時を10分過ぎたくらいにホテルに到達できました。延長料金とられるかなと思いましたが、気にするなとのことでほっとする……。夫が12時台の上海行きの高速鉄道を予約してくれていましたが、流石に間に合わないと判断して、1000円の変更料を支払い、13時過ぎに発車する上海虹橋駅行きの便に切り替えました。1等車両が取れたので、各自バラバラの席になる代わりに1等車両の席へ。

バタバタと杭州から出発して、次の目的地、上海へ向かったのでした。

このお茶(ジャスミンレモンティー)がガチで旨かった。持って帰りたかったな〜と思います。電車内では、流石に海外だし意識を落とさないようにしなきゃと思いつつもうつらうつらしてしまいました。一等車両は流石に快適で、何度も寝落ちしそうになりながら、上海虹橋駅へ到着。地下鉄二号線に乗り換えて、ホテルを目指します。

今回上海で泊まったのは、金門大酒店というホテルで、設備は古いもののアクセスが良好すぎて大変良かったです。地下鉄2号線の人民広場駅の8番出口からすぐにあり、地下鉄2号線というのが、上海虹橋空港と上海浦東空港とを結ぶ地下鉄なので、帰りも楽々でした(帰りは浦東から飛行機に乗りました)。

皆さすがに疲弊していて、一人がマクドナルドが食べたいだのなんだのごねだしたので、2日目に行く予定だった目的地を修正して、豫園という観光地付近でマクドナルドを食べ、それから豫園の商業エリアだけ(庭エリアは16時までしか入場できず、到着が遅れたので入園できず)観光して、余力があったら外灘の方まで歩こうというプランに変更しました。私は旅先であまりお腹が空かないタイプなのですが、お腹が空くと頭が回らなくなる人たちばかりだったので定期的に飯屋を探さなくてはならず大変でした。とりあえずなんとかタクシーを呼び、豫園のマクドナルドがある付近で降ろしてもらい、まずは腹ごしらえをしてもらうことを最優先しました。

中国のマクド。なんか辛そうなチキンのやつにしましたが美味しかったです、でも高いね。バーガーを食べて元気になったのか、同行者が「中国茶を買いたい」と希望を述べてくれたので、「もちろん調べとりますがな」と中国茶の店へ向かうことに。

上海好季茶茶业商店(主营云南普洱云南滇红龙井绿茶茶具)へ。この店はデカい建物の2階にあり、少々行き方がわかりづらかったですが大変良いお店でした。あれだけ大通りに人が多かったのに、このフロアはがらんとしていて、客が来たのが嬉しかったのか、年齢不詳(とても若いようにも、めちゃくちゃ歳いってるようにも見える)の男性店員がめっちゃ話しかけてきました。翻訳機能で。中国人は基本的に中国語しかできないようで、それは日本人と同じだなと思いました。中国語話せたら困らないですもんね。英語と翻訳機能とジェスチャーとで意志疎通しました。ロンジンティーを買いたいなと思っていたのですが、男性がしきりに試飲を進めてくれるので、お言葉に甘えて5種類ほどいただいてきました。夫は終始警戒していましたが、お茶屋ってどこもこんなもん(試飲して良さを分かってもらい購入に繋げる)だろうし、特に飲んだからといってしつこいセールスなどは受けませんでした。ただめちゃくちゃお茶が好きな人という感じでした。次々に、ジャスミンティー、雲南ティー、烏龍茶、ロンジン茶、金木犀の入ったお茶などを振る舞ってくれ、永遠に終わらなさそうだったので5杯目で各々会計をすることにしました。私たちは最初、ロンジン茶を買う予定だったのですが、途中で振る舞ってもらったこのお茶が美味しすぎて、これを買うことにしました。店員さんはおまけ(花茶と小さいお茶の包み)までつけてくれ、ありがたく退店しました。

画像はおまけ。実際は100gくらい購入しました。2000円くらいだったかな。

お茶も買えて同行者も満足したようなので、しばらく豫園の商業エリアを巡りました。

やりすぎです。

チョコレートのメーカーが、チョコレート動物園みたいなのを作っていてちょっと引きました。すごいけど……。しばらく散策したのち、まだ同行者たちに余力がありそうだったので、豫園を離れ、明日に回そうと思っていた「ちいかわ上海旗艦店」へ向かうことに。歩いて20分くらい。風があり、少し肌寒く感じました。ビル風なんでしょうか。海が近いというのもあるのだと思いますが。

歩いてる途中で見つけたカッコいいバイク。

歩いていくと、ありました! ちいかわのショップ。今年9月にできたばかりのようです。それなりに入場規制していて、賑わっていました。

入口にさすまたが置いてあって、ネタなのかマジなのかわかりませんでした。

上海限定のグッズも少しだけあるようでした。

店内には、ちいかわのプリクラが撮れるブースとかもあって、大繁盛でした。

バイト先のお土産に、上海限定のシールを買って帰りました。あと、自宅用に上海蟹の甲羅がちいかわになっている上海限定の充電ケーブルとかも買いました。流石に疲れてきて、というかまたお腹が空きはじめたみたいで同行者たちがそわそわし始めたので、ホテルに戻ることにしました。私はもう甘いものしか飲みたくなく、タピオカミルクティーが飲みたい気分だったので、そういうチェーン店を探して注文しました。ビッグサイズ頼んだらデカすぎて良かったです。

他の男どもは小籠包やワンタンスープなどを食べていました。

帰りにコンビニに寄り、ココナッツ系の飲食物を購入。私はココナッツミルクが大好きなのです。

どちらもかなり美味しかったので大満足。

さて、疲れていたのですが、私にはどうしても諦め切れないことがありました。

それが、「上海でシーシャ屋に行くこと」です。

他の同行者は取り立ててシーシャが好きなわけではないので、プランには含めていなかったのですが、夫が「後悔するくらいなら一緒に今から行こう、俺も興味あるし」と言ってくれて、ホテルを抜け出して二人でシーシャ屋までタクシーで行きました。

結論、行って良かったです。一番の思い出になりました。

1000 Oaks千橡という店で、ホテルからはタクシーで15分程度でした。

最高すぎた。まず、英語が通じることに心底ほっとしてしまいました。シーシャはまあ海外からのお客さんも多いのでしょう。店員さんとストレスなく意志疎通できました。シーシャは、ミックスするフレーバーの数や、ブラックリーフなどを使うかどうかなどによって料金が変わるとのことで、レベル2(二つのフレーバーを混ぜることができる)を頼んで185元でした。シェアチャージは日本独特の文化で、海外だと基本的に何人で吸おうが追加料金はありません。そこに、飲み物代があって、合計で4000円くらいに収まりました。上海にはシーシャ屋は決して多いとは言えず(検索した限りでは)、振る舞っていてもやはりお酒がメインでシーシャはサブみたいな扱いの店が多い印象だったのですが、この店はシーシャを前面に押し出しており、しかもちゃんと美味しかったです! フレーバーの味と煙草本来の味とがちょうどよい塩梅で出ていて、シンプルにこの店のレベルが高い、よく勉強されているお店なんだろうなと思いました。セットアップもかなり研究されている感じだった。

最初は、ミルク烏龍的なフレーバーはどうか、と言われていたのですが、切らしていたらしく「ライチと何かフルーツを混ぜたものにアイスを追加」みたいな提案をしていただいたので、それをお願いしました。ライチ×ブルーベリー×アイスのミックスが出てきました。なんというか、気を利かせて中国らしいフレーバーを意識してくださったんだろうなという感じがします(烏龍とかライチとか)。とても美味しい。私はとても疲れていました。常に次のプランを考え続けていて、誰もその能力がないので私がメインで旅行の舵をとり続けており、そんな時間から解放されるひとときでした。身体が軽くなりました。あと一日頑張ろうと思えました。本当に行って良かったです。やはり、旅は同行者が多ければ多いほど疲れるのですが、本当に自分の行きたい場所に少しでも寄ることができれば、それだけで疲れなんて吹っ飛びますね。

23時45分くらいまでゆったりして、帰りはタクシーで帰りました。行きは20分かかったのに、真夜中の上海は交通量がぐっと減ってホテルまで10分で辿りつきました。夜の上海の眺めはなかなか良かったです。夕方から霧が出ていましたが、夜には雨が降っていたようで、運良く雨は上がっていましたが、しっとりと濡れた町並みにシーシャの残り香が溶けていくようで、素敵な夜を過ごすことができました。

12/21 上海・帰国

もうどうなってもいいや、と思い、次の日の指示などを出さず好きなだけ寝ました。幸い今日は行きたいスポットも少なめに設定していたし、行きたい場所の開館時間も10時とかからだったので早起きしなくて良かったのです。9時くらいに目を覚ますと、早起きな同行者が朝食を買ってきてくれていました。初めて同行者の能動的な一面を垣間見て感動。

なんなのかさっぱり分からなかったのですが、クレープ生地のような、お好み焼きの生地のようなものと玉子を掛け合わせた土台にスパイシーな肉とパクチーを散らして巻いたもの? みたいな感じでした。これがめちゃくちゃ旨い。絶対に日本でも流行ると思いました。生業に困っている人がいたら誰かこれでやってみてください。

ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらいます。

この記事に書かれている、中国共産党のプロパガンダアートを展示している美術館に行きたかったんですよね。しかし、結果的には計画は頓挫しました。

そんな予感はしていたのですが、「上海宣伝画芸術中心」に行きたくてタクシーで乗りつけた場所は、よくわからないデカいビルで、明らかにここじゃないなという感じでした。もしかしたら、移転していて見つけられなかっただけなのかもしれないのですが、↑の記事の住所が徒歩20分程度のところだったのでそこまで歩いてみました。すると、厳重に警備された監視カメラつきまくりの団地が。ダメ元で、守衛っぽい人(後から考えると多分警察だった)に「ここに行きたいのですが」と尋ねたところ「ダメです」と言われました。同行者には申し訳ないことをしたなと思いつつ、私には辿りつけませんでした。移転した(実は最初に行った場所が正解だった?)のか、無くなってしまったのかも定かではありません。元記事って2017年の記事なので、8年の間に色々と変わってしまったのかもしれません。ちなみに守衛っぽい人は日本人だと伝えるとめちゃくちゃ嫌そうな顔をしていました。

気を取り直して、バスで静安寺に向かいます。しかし、同行者がコーヒーが飲みたいだのなんだのごねはじめたので、先に静安寺付近でコーヒーチェーンを探すことにしました。幸いすぐに見つかったので、カフェで一服。それくらい自分で探してほしいですね。

同行者が回復したようなので、書店に寄りたく、静安寺付近にあるという書店に向かったのですが、実態はカフェでした。じゃあここでコーヒー飲んで貰えば良かった。ちょっと消化不良で、静安寺に向かいます。

エグいほど灰が舞っていました。というのも、参拝の仕方が、線香の束に火をつけてお参りするスタイルだからで、ケチな日本人なので1束だけ線香を買って、みんなで順番にお祈りしました。

にしても都会のど真ん中にこんだけデカい寺があるのはすごいですね。流石に太平天国の乱ですべて焼けてしまい今残っているのは再建されたもののようですが、なかなか歴史のあるお寺(空海も来たとか)のようでした。

真ん中の塔に、小銭を投げ入れることができたら幸運が訪れるようです。一発で成功している若い女性参拝者がいてなんか嬉しかったです。

カッコいいですね。

それから微妙に時間が余ったので、独断で本屋に行きました。タクシーで10分程度。

作家書店というところへ。

あまり大きな書店ではありませんでしたが、品揃えはよく、日本のものだと谷崎や大宰、綿矢りさなどがありました。

安部公房『砂の女』があったので買いました。それから、『麻雀』というタイトルの絵本も買いました。

麻雀の話かと思ったら、どうも鳥の話っぽく、購入してよかったと思っています。絵本ならなんとか翻訳して読めるんじゃないかという気がするので楽しみです。

こんな感じで、良い時間になってきたのでホテルに戻り、地下鉄に乗り、空港へ向かいました。

ラウンジに入るのに一悶着ありました(私もJGC会員なのに入れないと言われたり)が、なんとかラウンジに辿りつき、搭乗まで休憩。浦東空港は人が少なすぎて不気味でした。あと、日本行きの便もガラガラでしたね。やはり高市早苗は愚かだなと思いました。

そんな感じで、22時ごろ無事に日本へ帰国。後輩がジャーキーを検疫で回収されて面白かったです。何事もなく日本に帰ってこれて良かった。やはり、たまに海外旅行をすると日本での日常を異化できて良いですね。疲れましたが、良い旅でした。

おまけ

「古き京都を販売」と「牛乳力」

近況