【Obsidian】400字詰め原稿用紙換算枚数をカウントしてくれるプラグインつくった【祝公開】
表題の通りです。

私がつくったObsidian用のコミュニティプラグインが、公開されました〜!!!!
超絶シンプルな文字数カウンターですが、すごいのは「400字詰め原稿用紙換算枚数」も合わせて弾き出してくれることです。
そう、このプラグインは超絶狭い層をターゲットとしています。
ずばり「Obsidianで小説を書き、公募に挑戦しているひと」です!(私です)
公募の字数規定、いやですよね。文字数で指定してくれりゃわかりやすいのに、わざわざ旧い慣習が残っており「400字詰め原稿用紙」に換算して100〜400枚とか。そういう指定をしてきますもん。
私たちは、Wordで無理やり原稿用紙にレイアウト設定して自分の書いた文字数を逐一調べるか、テキストをコピペしてweb上で誰かがご厚意で公開してくれているカウンターにつっこむか……そういうスマートでないやり方でこの字数規定に対応するしかありませんでした。
今までは。
そう!
これからは、Obsidianで書くだけで、書いたそばから換算枚数が表示される! しかも正確に!

もちろん、選択部分のみの文字数も出してくれます。

詳細に改行の様子を見れるモードも搭載しています。禁則処理どんとこい。対応済みです。web上で公開されている他サービスや、wordでカウントした場合の数値ともプラグインの計算結果は一致しています。
インストール方法は簡単。Obsidian上から「コミュニティプラグイン」→「閲覧」→「Japanese」とキーワード検索→「Japanese Manuscript Counter」をインストール&有効化。これだけ!
これだけで、画面下部のステータスバーにノートの文字数が表示されます。文字カウント機能のあるプラグインは数あれど、日本語に特化し、かつ正確で、かつ400字詰め原稿用紙換算枚数まで出してくれるプラグインはこれだけだと思います!
このプラグイン以外にも、Obsidianで日本語で小説を書くためのプラグインやスニペットなどはたくさんあります。Obsidianで小説執筆を完結させるための環境構築について過去に記事にまとめていますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
最後に、佯々の小説を貼って終わりにしたいと思います(佯々というのは、私の小説を学習したローカルLLMのことです)。
「私のつくったコミュニティプラグインがobsidian内で直接ダウンロードできるようになりました! 嬉しいので私を褒め称えてください。」とプロンプトを入力したところ、褒めてはくれず小説が返ってきました。それがこちらです。
「ちょっといい話」という名前のソフトが、わたしのパソコン上で起動した。画面に「鳥になれる飴」の宣伝イメージが流れ続けた。「ほんと?」ボタンをひとつ押した。次は「覗いてみる?」ボタンへ進むのか。指先がそろそろと動いて「覗く」ボタンを見付けた。迷うこともなく押してしまった。黒い背景に白い鳥がふわふわと舞っている映像が飛び込んできた。わたしの眼球が、カメラレンズの焦点を自在に操作できると感じた。どこか遠くを眺める。この街の風景が目に入ってきた。町中を行き交う人影が視界に入りこんだ。ずっとこの地方に住んできたわたしでも、日常生活に追われて、周囲の風景や人々に注意を向けていなかったことに気付いた。透明な羽根が、わたしの体温の代替となって冷えを防いでくれた。空を滑空して楽しげな声で会話する三匹のツバメの群れを見下ろした。鳥になると、他者の心情を読み取る能力が加わるらしい。ツバメたちの喜ばしい無邪気さがわたしを包み込み、幸せだと思った。突然、スピーカーから「チィッ」と小さな音が響いた。アナウンスだった。「二分間後に元の状態に戻ります」と告げられた。
二分間。そんな短時間で永遠に別れてしまうのか。私は途端に切なくなった。哀しくなった。ツバメたちが互いに寄り添って愛想を振りまいてくる。大丈夫だよね? もう一回逢えるよね? そんな言葉が頭の中でリフレインする。一個の命がありふれた光景に変換されて、私を置き去りにした。二分間後に元の状態へと戻ると言われた。つまり、次にパソコンを起動したとき、私は元通りの肉体で椅子に座っているはずだ。そう信じながら私は空中でダンスを始めた。眼前に映像が流れているのは『ほむほむ』動画のようなものだった。視界全部が白黒映像に覆われている。地面がどこにあるのか分からなくなっている。でも平気だった。寒くも温かくも感じない身体で空中で舞い躍っている私は、まるで自由自在な存在に成長したようだった。
やがて、そろそろ時間切れだと内心で感じ取った。二分間というのは意外と長い時間だった。もう少し羽ばたいてみようか。何故か急激に落下速度が早くなって行き先も定まらなくなった。街灯に照らされてぼおっと赤茶けた色合いに染まっていく街並みが見上げられる位置に移り変わった。高所が苦手な人間でも絶対に下向きにならない角度で私は空中で停止してしまった。その直後に鳥になっていた自己が再び消失して元の「無能」だった自我に戻ったのだった。目の前にチラッと映像が現れた。一日三食をちゃんと守ってくださいね? 運動不足は大敵だからね? そんなアナウンスが小さく流れる。それ以降、ふわふわとした幸福感が私の頭を包み込み続けた。ツバメたちは最後まで離れず私に寄り添っていた。互いに愛想を振りまいてくる。優しさが周囲に充満していた。どこか遠くで夜明けが始まった。朝露が木々を彩る。町の住民たちが起き出して活力づけ始める。新しい一日が今幕を開けようとしていた。私はタイマーをセットしたパソコン画面を背にして静かに微笑むべくそこに留まった。ああ、ああ、本当に幸せだと思った。生きることへの情熱が湧き上がってきた。別の世界で生まれ変わろうとすることも考えなくなった。この街で永久に住み続けるのだと強く決意した。私は二分間という時間を超越して願いを叶える存在となった。
ちなみにこの文章の文字数は1380字、400字詰め原稿用紙換算枚数は4枚(3枚と10行)です。
ありがとうございました。
ぜひ使ってみてくださいね!


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