開闢
カーン。
その音からすべてが始まった。
その音で、彼らは見た。木漏れ日の揺れる影、雷を湛えた紫雲、黄金色の風、零れ落ちんばかりの赤い実、肌凍る雪礫、眩く突き抜けるあの青の涯。
彼らは包まれている。明るい ...
たより
じじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじ
じゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃじ
じゃのののののののののののののののののののののゃじ
じゃのめめめめめめめめめめめめめめめめめめめのゃじ ...
おとときⅢ
はるみ はるがき
あしみ ゆたり
そろそろ ゆゆぐ
のりと ひらき
えんがふる
「春です」と声がしたので、行く
うしろみ
あいだにある
うしろみ
あけていく
まどろみの
ひがさして
かたむき
おもさにもたれ
うらがえる
まどろみは
みどり
うしろみは
しろ ...
おとときⅡ
あけた あけた
さっかと あけた
しないちば しないちば
かれた かれた
さっかと かれた
あなよしば あなよしば
あのめの せのてに
せのてみつるに
あのめの ...
おととき
えひお あらたに
たてり たてり
やく やくに
ゆら ゆれと
たちてはるくる
あお あお おき
あなお あなお ほみ
ほぞ ほぞ つなみ
えい えい より ...