影の書

Works

托卵全ツッパでこの世とおさらば銀メッキの卵型飛行物体からインジェクションして抜け目なくイントロダクション、どうやら熱帯雨林の甘露からはみ出した影絵に目減りする初期衝動喚起せよ熟・リビドーリロードするビロード状のコルセットから放出プリテンダー古墳から屹立するゼノフォビアを反転させてターンエンドチェック(表)今日もご安全にご安全に北斗七星に誓うクルセイダーマッドサイコロジスト降りしきる四五六で一言「わたしたちはつねにオープン」そうわたしたちはつねにオープン、エッグならベネディクト時計ゆでると紅い、そしてにじんでいる(!)しみでる膣汁なかったことにされる咲いてる夏芙蓉浮揚してポツダムに棄てるダムはりつく針葉樹林は軍に支配されている砂漠地帯@パフェのあの隙間ってあなたもいらないと思ってる?いらないいられないいられられないないものねだりでもおかわりできる生犬の生餌皿に生もられた生ディストピア尾を振るうちわが光る時代にわたしはあなたと夢見るウェルビーイング生活力を高めきった先に吉兆見つからず結んだおみくじ一面飴になって溶けていく灼熱のバードが降り立つ幽霊船が目指すガンダーラ赤方遷移していく自律型移動都市、山手線浮上大作戦に必要な神聖多角形の全辺の和を求めよ超人に情状酌量を大日本人フジヤマに登るヌクレア☆(バーン)エクレアに挟んで真珠をつくる水くぐる人の手にかけて水底にも都はありましょうぞあまたの動物園が蜂起して地上の聖戦と化す爪を研いでおけ鳥たちの羽撃きが送るビットのメッセージ・感度三千倍の台風の目を友に北上しようオールユーニードイズ盆栽人間切って伸ばして矯めて撃て!苔のむすまで〜(独唱)五本の指から伸びる五行の光至るクンダリーニ目覚める鹿の子らにうとまれる噛煙草遺された五線譜がリニアに降ろされる帳夜勤明けの脳に直接チェックエンリプレイス羽田発成田着の巨石刺さりこんでジャックする磁場あのときのクラブハウスと同じバイブス毛皮を剝げ踊った残留する血と骨セイグッバイアンドフォーエバー置いてかれる追いて行かれるむしろ置きにいくフワリンガス凝縮した一点のケツを追えば気分はたちまち毒アリス、やっとんなこれ、やっとんだろ、あ?ぼくが鳥になるとこ見てて…(ときめき)臨界点はイカロス、ロストバゲージファンタズマ浸透液に染まりきった布を川べりでかわかす天女これ以上裸を恥じないフェニックス全身が発光うねりはエモーションアンドライクア駿河湾に落ちたはずの星砂飾ってた枝から滴り落ちる鈍色の突起さらさら撫でまわして五劫のすり切れトランストランストリプルトランスヒューマンバーストインジャックポット月のクレーターに嵌りこんで遊ぶマンカラ出た目全部が一でナマコだって都に住みましょうぞみんなで踊リバー流れてる?(やってる?)盛れてるよ(ありがとう!)すべてすべて潰したシフォンケーキの上に広がる(無限遠の)緑道沿いに咲く“控えめ”の美学レコードに追いつこうとした換気扇が見守るセンスオブワンダーまるで俺みたいだ見たいだろう空が割れるところをさカラスの長はしみじみと呟く「Not so bad…」サッドマイエンティストグレイ型の人類学者が吹いた尺八(渋いね…)揺らせ金魚鉢の底の石になって遠路はるばるやってくるお前の元へやってくるそのベクトルとチャクラの積で重ねる逢瀬、別々に摘まれたベリーみたいにぐしゃぐしゃで太陽の方向いたシダが祝福に溺れるバッドエンド(だったりする?)誕生?おめでとうすべてのクッキーを受け容れようこれは聡明な友人の言、アクセス可能なアカシックレコード目の前にあるから見えないミノムシみたいに籠るしかないナイアシン夢見るミーム小僧製造機に引っかかったまま横転するパイプオルガン奏でよファンファーレフィナーレにはまだ早いカルカソンヌで先手を決めようテンパリングの腕を競ってもいいだろう千の名泉巡るフォルクローレ楽団コンドルもたまらずchill…谷底から見た影が気づいたら俺を見ていた泥だったよ全部葦原で確認した打鍵感うっとりしたヤマシギ勢いよくダイブし山も海も混じる玉に映る楽園いつ辿り着く足下の菫も泣くピンク色の朝焼け緑光になって天球を覆うエミューの脱走する幾度となく繰り返されているおとぎばなしの続きが始まる嵌まる大団円もしくはto dieとドライブスルー何度通り過ぎた?向こうにいるのに誰ともすれ違わない、違わない?あなたとわたしが対面して座っている深緑のファミレス時が止まったみたいだ音が小さくなるほど暗くなっていくはずだろう盛んにかき鳴らす狼の遠吠えやっと越えた峠の向こうとっくに滅びた楽園のラプソディ本当は愛していた何物にも代えがたく絶えがたいほどに染みが広がることも織り込み済みで遮るジェットコースター焼けたパンを食べ過ぎた男の腹の中で踊るモンスター失っている笑っているよ愉快で涙がこぼれてそうだよ溶かした岩絵具波紋を見ていたら猿が立ち始めたって?そんなこと言われても一枚の板からガムランをつくるのだと息巻く群れを率いるカクタス少しだけココナツの味がするな、と地球を噛んだ少年が舌を出したのが本日の正午。ああやっと解放されたよ詠唱には永い時間がかかるね問題を起こせば解決に迫られるねカベルネの羽音遠ざかる収穫の季節はすぐそこあやまたず雨を待つすべてが色づき変わり果てるだろう、巨大樹に布をさらして狼煙の代わりにしたあの夏のことを誰も覚えていないだなんて寂しすぎるからだ、かうして生まれ変わつてゐるじやないか!(ベイカーおじさん・八三歳・靴職人)ながら作業しか得意じゃないハンドサインは屍で決まりだスイカを狙うダーツ伸びる影はどこまでも長くようやく働くかと思ってもカタツムリに包囲されている!ああ水が揺れる水が揺れるよ上昇しそう(一体いつになったらアセンションするつもりなの⁉というほがらかな怒号)汽笛鳴らし出港したところで次のページが破かれているありえないことが次々実現デパートメントフレッシュネスセンター☆のおすすめする玉露であなたの松果体が不可避に覚醒すべての音を飛び石として渡るミルキーウェイは端と端がつながっているややこしい話はなしで今夜はそういう約束だったからお前の耳を壊した、それでも星は美しい星は美しいよ肩抱きあって涙流すいっちょあがりってね雪景色に教わる過不足ない血液の循環永劫に繰り返すわたしが音を食べてあげると笑うあどけない写真がロールバックあったはずのポニー切り取られてジ・エンド。つまり何が言いたいかというとわたしたちはつねにオープン、わたしたちはつねにオープン、ヴァイオレットのビオトープに流れ着いたエンベロープ切り取ること切り取ることだよと笑う王子様の頬を軽くつねり受け流すの何回目?何代目の人間なのかお前はまた惨敗で価値営み物語り果てりあの星にまつわる話遠く離れていてもつながるニューロンまたしてもロンダリング近代化でナンバリングされた時を刻みファンダメントもしもここに僕がいなくても僕は必ず緑掻き分けながら辿り着くあの水辺へなぜ大海原へ進むのか戻りたいのか吸い込んだ粒子の先から花開いたファンタジア亜熱帯の高山に住まう鳥に一生出会うことはない人々一生出会わないでいられることばかり本当は繋がっている、繋がっている?ほんとに?わたしたちはつねにオープン?セサミ開け働けさも自らの成果であるかのようにそこに潜む蓋然性を直視せよ水の泡から絶えず生成されるあちらへの扉泡沫だが確実、にあるフェノメノン銃に花を挿すように生きてるただそれだけのことが癖になるウェルカムトゥ赤の世界ミノムシが吹きかける甘い息くちうつしで写しとる彫ることが大切だろうなんとまあ輪になってわたしたちはつねにオープン閉じなければ開かない知恵の輪に搦め捕られ息も絶え絶えそんなときは思い出すただ吸って吐くこと、開かれた七の扉ひらいたわたしたちがわたしになりもはや言葉忘れそれもいいだろう指先から紡ぎ出されるこの美しい紋様の出自を知らず迷子なのか?言い残し去って行った夕暮れの高さ刻む居間の柱へもうヒマワリを追い抜かすだろう砂を撫でるハチクマの親子の記憶いつのものだったかこれは実践の書でありあなたはどこからでもはじめられる気が向いたら終えられるしかしこのプロセスは断続的かつアナログ開始されたそのときから常に始まりつづけるジュゴンの祝詞本来ここにあったはずの子どもたちの座席表に活ける池坊アオサギが舞い降りたら完成するつづら折り畳んで巻くオブラートで一息に呑み込むこれで万事無事に永遠に星の地図が語りかけ絶えず交信されるボタニカルな手旗信号あなたは灯台その周囲ぐるりと囲む断崖絶壁でもわたしたちはつねにオープン井戸の水はうまかろう何も言わずすべてを言うこと言葉は慎まれ秘儀になるだろうかわたしたちはつねにオープン洞窟が風を誘う魚だったころ蛇だったころ鳥だったころ人間だったころ思い出せないならすべてそこにあるからだ身体の記憶揺らし踊るこの儀典は戯曲であり大気の粒ゆらめきその座標もとに辿り着けるそこをなんと呼んでもよい名付けた瞬間に零れる砂人類は時を発明したドクターハイポセシス荒地に死すトーテムの目を見よ瞳を介し充満するアトモスフィア酩酊はなくただ研ぎ澄まされてゆくツンドラに委ねる身体がスコールを浴びている空には龍が住む宝石たちの鎮魂歌とすとすと復誦せよ吸って吐いているかつねに省みることだ吸いすぎてもいけない吐きすぎてもいけない脳に立つ鳥肌をなぞり奏でる盆踊り最高にクール最高にハートフル浄化の暴力性と向き合うとよいだろうわたしたちはつねにオープン彼の地にて集いてたましい乗せる運び手もうあんまり言うことなくなってきたな繰り返し伝えるのはわたしたちはつねにオープン攻撃から身を守りたまえわたしたちはつねにオープン吸ったらまず吐くものだわたしたちはつねにオープン魔女として生きることだわたしたちはつねにオープンなにかを偏愛することだわたしたちはつねにオープン開かれていると知ることだわたしたちはつねにオープンあなたはこれを信じなくてもよいということだわたしたちはつねにオープンもう戻れないと知ることだわたしたちはつねにオープン進みたくば唱えることだわたしたちはつねにオープン濾過をして回すことだわたしたちはつねにオープン筏が壊れないと信じることだわたしたちはつねにオープン火を絶やさないよう気をつけることだわたしたちはつねにオープン水を清らかに保つことだわたしたちはつねにオープン風の味を感じ分けることだわたしたちはつねにオープン土に足を休めることだわたしたちはつねにオープン幾度となく繰り返すことだわたしたちはつねにオープン習慣化を非習慣化することだわたしたちはつねにオープン空にコアを感じることだわたしたちはつねにオープン死を当然に退けることだわたしたちはつねにオープンすべてを信じ抜くことだわたしたちはつねにオープンすべてを疑い抜くことだわたしたちはつねにオープンなるべく歌を聴くことだわたしたちはつねにオープンなるべく口を噤むことだわたしたちはつねにオープン祝福を受けとることだわたしたちはつねにオープン無音のなか踊ることだわたしたちはつねにオープン言葉をしたいようにさせることだわたしたちはつねにオープン書き重ね塔をつくることだわたしたちはつねにオープン煙を吐き吸うことだわたしたちはつねにオープン不感症にならないことだわたしたちはつねにオープン同時に複数の場所にいることだわたしたちはつねにオープンひとりの時間をつくることだわたしたちはつねにオープン柔らかい布になることだわたしたちはつねにオープン木陰に立ち癒やされることだわたしたちはつねにオープンUFOを喚ぶことだわたしたちはつねにオープン石に文字を刻むことだわたしたちはつねにオープン新しい色を発明することだわたしたちはつねにオープンささやかなこだわりを殺さないことだわたしたちはつねにオープンビルの隙間に飛び込むことだわたしたちはつねにオープン人でありながら人をやめることだわたしたちはつねにオープン身を清め月を浴びることだわたしたちはつねにオープン木彫りの命を撫でまわすことだわたしたちはつねにオープン何事も終わらせないことだわたしたちはつねにオープン毎日なにか書くことだわたしたちはつねにオープン前も後ろも向かないことだわたしたちはつねにオープン球体と共鳴することだわたしたちはつねにオープン波をつかまえて揺蕩うことだわたしたちはつねにオープン行動を終わらせないことだわたしたちはつねにオープンこれを読み終わらないことだわたしたちはつねにオープンここからすべてをはじめることだわたしたちはつねにオープンつねにオープンつねにオープン、