【鳥の閑話】10/21〜10/27

Diary日記,鳥の閑話

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今週あったことや考えたことのまとめです。章立てはこちら。


・まったく新しい勉強会第5回
・田中一村展 奄美の光 魂の絵画
・ICHIKO AOBA “Luminescent Creatures” World Premiere
・ひがしやしき 委託の復讐リリースパーティー 大回転
・近況
・頑張って痩せる
・その他

まったく新しい勉強会第5回

やりました。今回は演習問題⑩を解きました。ある本の章のイントロダクションを読み自由に分析せよ、という設問でした。自由に分析、とあるように自由度が高く、参加者によって回答の形式や目の付け所が異なり、大変盛り上がりました(3時間かかり、終了時には日付が変わっていました、すみませんでした……)。対象となる文章は四段落に分かれており、一段落目が問いかけを含んだ導入、二段落目が研究手法の宣言と説明、三段落目が先行研究を引いた上での現在のコンセンサスへの疑問提起、四段落目がアーギュメント・パラグラフといった構成でした。アーギュメントセンテンスがどこであるかについてかなり意見が分かれました。(『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』における阿部幸大氏の)解答とは異なる箇所を引いている参加者が多かったのですが、その読みが誤りであるという単純な問題ではなく、課題の文章が「バートルビー論」なのか「メルヴィル論」なのか、もしくはもっと広く射程をとった論文であるのかについて、読み手自身がどう捉えるのかによって重要だと思う箇所が変化した、というような傾向がありました。総じて発見の多い回で、主催者としては盛り上がって良かったなあと純粋に嬉しかったです。

さて、本書に付されていた演習問題にはすべて取り組んだので、次からはいよいよ短めのパラグラフ(800〜1000字)をつくり、アーギュメントを論証する練習に入ります。最終的に提出することになる論文の締切もほぼ固まりました。引き続きやっていきます。

田中一村展 奄美の光 魂の絵画

念願の。行ってきました。

田中一村展、奄美行きを応援するためにパトロンが屏風図を依頼した、とか、九州方面へ絵描きの旅に出たあとパトロンに各地を描いた色紙を渡した、とかキャプションに書いてあって、めちゃくちゃpixiv FANBOXだった

藤井佯 (@hitohitsuji.bsky.social) 2024-10-23T12:09:56.018Z

田中一村展、千葉寺の様子を描いた絵にガリッガリの軍鶏が二羽向かい合ってギスギスしてる様子が描き込まれてたので千葉寺軍鶏不仲説が急浮上したが、あとから軍鶏の絵は大体全部そう描かれていることを確認したので、千葉寺の軍鶏も本当は仲が良かったかもしれません

藤井佯 (@hitohitsuji.bsky.social) 2024-10-23T12:30:17.690Z

友人の呉樹さんと行ってきたので、vlogにもちらっと登場しています。

動画内にあるとおり、古着屋で購入したアフリカンバティックの羽織を着て出かけました。ちょっと蒸し暑かったけど、外に着ていくとしたら今の時期しかないもんねという感じで。

展示内容は最高で、作品点数も、今回が初出の作品も多く、非常に楽しめました。年齢層が高めで若い人があまりいなかったのがもったいない!と思いました。

グッズも最高で〜〜〜〜。センスがよかったです。

自室のホワイトボードまわりが豪華になりました。嬉しい。後期は展示入れ替えもあるそうなので、もう一度行こうと思います。なんと、10/25〜10/30にかけて「全日本バードカービングコンクール」なるものが同会場で開催されているらしく、これは行くしかない!と思いました。

鳥の彫刻の展示のようです。山階鳥類研究所がかかわっているようです。