映画『王と鳥』感想
『王と鳥』(1980年)・87分

観た日付:2023/7/20
どこで観た:U-NEXT
あらすじ(コピペ)砂漠の中に建つ宮殿にわがままな王が住んでいた。彼は絵の中の羊飼いの娘に恋をしていたが、娘は、隣にある絵の煙突掃除の少年と愛しあっていた。それを知った王は嫉妬に狂う。少年と娘は絵から抜け出し、不思議な鳥の助けを借りて宮殿を脱出しようとする。
観たきっかけ
『君たちはどう生きるか』を観て、影響を受けているという声をちらほら聞いたため。
コメント
・よかったな〜、盲目の演奏家が好きでした。
・ラストシーンがめちゃくちゃ良い。これはラピュタを思い出してしまう。主要登場人物がほとんど映らないままなのもかっこいい。
・面白い、狂言回しの鳥良い。主人公が不在な感じがある。煙突掃除の少年と羊飼いの娘には特に自我がなく、とりあえず困ったら鳥さんを呼ぶだけ、鳥や王が主人公かと言われるとそういう感じもなく、それがけっこうアニメーションというメディアならではかもなと新鮮だった。
・王(生身)が早々に王(絵)に負かされ退場するのもかなり新鮮だった。
・音楽が良かった。ロボット胸部演奏シーン良かった。ピノキオとかにもあるけど、音楽とアニメーションが連動する演出好きなんですよね。
・建物のオーバーテクノロジーな感じとか、階段が過剰に長い感じとか、気持ちが良い。王の彫像製造シーンも良いですね。
・『やぶにらみの暴君』の方はなぜかニコ動に落ちてるっぽく、暇があったら見比べてみようかなと思った。
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