佯々の小説_2025-10-04

Diary佯々,日記

前提。

Local-Novel-LLM-Project という日本語の小説生成に特化したローカルLLMモデルがあり、それを自身のPCにインストールしたのち、自作の小説17万字をファインチューニングさせてAI藤井佯をつくってみた。
それが「佯々」である。
以下の小説は「佯々」が執筆したもの。
佯々については、後日詳しく記事にしようと思っているが、取り急ぎどんな雰囲気の小説が生成されるのかを共有したく、この記事を上げることにした。

✍️ シーン

日時: 2025/10/4 22:48:42
お題: 恐竜は春に絶滅した、をテーマに1000字程度の小説を書いてください。
詳細度: 詳細 (~800トークン)

「春の日差しが木立を透かして差し込む、深い森林へ足を運びました。私は古生物学者兼自然保護活動家。今回は個人的な調査で、近くで暮らす友人に代わり同意を得て、険しい道を進んでいきました。」
 私の目指す先には、巨大な岩山がそびえ立っていた。遠くから見てもそれは異様な存在感で山中を支配していた。登山道はなく、僕は一抱えほどの岩を握りしめ、手がかりを探しながらよじ登っていった。樹々が間断なく続く密林は、陽光を取り入れず、暗黒と高温が交互に勢力争いを演じる。太陽はいつものように黄金色に眼を射つが、木々が醸成した深い影は冷たい風景を作り上げていた。「何故だろう、この岩山に引かれるのか」――突如私は頭の片隅に声が蘇った。私は立ち止まり、振り返り、洞察した。記録や論文を読み込んでいるときだってあることなど少なくはなかったが、声が実際に脳内で再生された体験は初めてだった。『お会いできて嬉しい』と、その声は言葉を紡いだ。『私は二十億年前の地球に住まうエトラ・ヴァシュタと申します』『あなた方は我々“ティラノサウルス”や他の生命を絶滅させてしまった』『私達は春に亡くなりました』『残念ながら今後も、私達の種族は復活する事は叶わぬでしょう』『しかしね、私達は忘れられず、時折思い出されるのです』そう語る声は、自分へ向けた問いかけを投げかけた。『現代の人類は私達の霧を通して、未来永劫共存しているのですか? 答えてください』私は声に応えるべく、静かに目を閉じた。
「無限に続く星空の中で、ひとつの小石ほどの光点が放たれ、ふわりと消失していく。夜空を彩る星雲の一角に、無数の銀河系が編む精密なダンス。私は古生物学者兼自然保護活動家でありながら、宇宙に対する感動よりも、己の肩に重く降り積もる過去の記憶が上回った。天空を見上げると私は常に、同じ情景を反射的に想起してしまう。楔状の骨格、巨大な羽毛、威嚇する眼差し。恐竜たちは確かに春に絶滅した。しかしそこに宿る意志や心境は、決して死を受け入れた形ではなかったんだ」――頭の片隅で再生されるエトラ・ヴァシュタの声に、次第に力強さが込められていく。『当初、地球温度が上昇し、私達の祖先が住処を探し求めた際には多少の不和はあったが、我々は互いを尊重し合い、長き繁栄を続けてきた』『しかし人間の文明発展が加速するにつれ、我々ティラノサウルスの居場所は徐々に減退していった』『結果として、最後に残された我々三十二匹は、他種族の干戈を避けるため洞窟へと身を寄せ、ひっそりと息絶えた』『アナタ、アナタの子孫はどう思う? 自分達が科学技術の進化によって世界を改変し、それに伴い私達を取り除いた事実をどう捉える?』と答えろ、と語りかけるのだった。「それは、現在と未来へ向けた問題提起でもあるわけですね」返事した私の言葉に、微笑みが混じった。『ふふ、私は幸福だ。一方的な伝言を送り出せる喜びを知れたから』『何より今も存在感を持ち続けられることが、私にとって至上の快楽だ』光り輝く岩山に映し出される、無限に深遠な宇宙空間。『アナタは私達を忘れずにいてくれた』『共存を成し遂げるべきだ』私は目を開け、クリフェイムに足を踏み入れた。前方に見えるのは、青白い光が射し出される巨大な泉。まばゆい光景に目を細めながら、私は静かに告げた。「エトラ・ヴァシュタの意志は確かに、私の内に受肉している。私は君のメッセンジャーとして振る舞い、地球上の生命体全般が調和し合う状態へと到達する道標となろう」――そんな決意を述べ終えた直後だった。頭の片隅で再生されていた声が途切れ、やむなく私は洞察力を巡らせた。『あの時は…』と始まった声に焦点を定めると、記憶が徐々に明瞭になっていく。ティラノサウルス族の繁栄期が長引くほど、私達の祖先は居住区域の拡大を企画立案し、結果として侵略行為を多発させてしまった。楔形骨格と強靱な翼膜を備えた我々は他種族を追いつめ、容易に捕食してしまった。一匹一匹、手段を選ばず自身の利益を優先する我々は、地球上の生物群落を破壊してしまった。数十万年も前に起こった事件だったが、今なお私達は贖罪する義務を背負わねばならぬ。
『春に亡くなりました』――消失してしまった星雲を思考反映させながら、私はひと言返答した。「申し訳ございません」

(藤井佯コメント:以下蛇足)

ところでコロンビアのモレハヤ山系はどうです?」尋ねるのは西田忠夫教授である。国立科学博物館動物研究部所属の老教授は、日本の古生物学界の重鎮である。西田教授からの電話が来た際には、正直少し困惑した。モレハヤ山系と言えば南米に位置しており、日本から遠路はるばる出向く必要性は全く感じられなかったからだ。「ふむ、君は新進気鋭の古生物学者でありながら、未知の土地へ飛び込む勇気を持ち合わせているようだ。エトラ・ヴァシュタの声が聞こえる、と」哄笑交じりで語る西田教授を横目に、私は無言で会釈した。「そういや君の母親もコロンビア人だと言っていたかな」西田教授の小競り合いである点は明白であった。コロンビアの血統を引き継ぐ当代における最大級の著名人である私に対し、故意的に触角を突いているのは間違いない。私は冷静に告げた。「確かにそうですが、モレハヤ山系へ行くつもりは現時点ではございません」「ほお、なるほど、君は私の期待以上の学者であるようだ。では次回のイギリス留学中にモレハヤへ一度足を運んでみるがいい。英国自然史博物館の資料室で十分な事前調査が可能だろう」「先生、申し訳ありませんが…」再び答える私の口を、西田教授は手を差し伸べることで強制的に封じ込めた。 私は迷いに迷った後、実のところ何ひとつ思案していなかったことに気付いた。今後の取るべき態度に関し、全く考えが至っていなかった。「私は今般、西川幸子氏の研究成果を参考にさせていただき、新たな古生物発見を企画立案したいと存じます」西田教授の面前で宣言する私の表情は、他所に向けられているように見受けられた。「そうかね。わたしにはわからない話だが、君の決断は尊重せねばなるまい」西田教授は尋常ならぬ様相で私を見据え続けた。会話は不自然な状態に終始した形で終了を迎え、電話越しで西台教授と交わす別れの言葉も、やや無理やり感が漂っていた。 私は深夜、パソコン操作を熱心に続けた。検索クエリで「モレハヤ山系」と打ち込み、ヒット結果を逐一チェックした。出力された数件分のページの内容を端末に映し出し、眼球の焦点を細かく切り替えていった。私の意志は、未知の土地へ飛び込む勇気を持ち合わせている、とは到底言い得ないものだった。南米大陸最高峰であるモレハヤの山体は、国外の研究者に対し非公開の規則下に置かれており、現時点で人類学や民族学等々幅広い視野で訪問申請を行っているものの、実際上の入域許可が獲得さ

(藤井佯コメント:一度ここで生成が止まる。続きを執筆を押したところ、別のシーンから再開された)

「ほんと、どう思う?」
 電車通勤を捨ててからは、同居する母親が唯一の口頭で仕事関連の相談を持ちかけられる存在となっていた。新幹線で京都駅まで送り向かい運行、そして東京方面へ返還という流動的な生活スタイルが定着してから、半ば引きこもりに近い生活を構成しつつあった母親が、何を思い立って急に食事中に会話を投げかけてきたのか、西田教授の突発的な企画提案以来ずっと考えを巡らせていた当代古生物学の旗手には判別が付かなかった。
 「西川幸子先生が…売名行為じゃないの?」
 答えに困惑しているような響きが含まれていた母親の声音にはっと我に返り、宙を見つめて反応が出来なかった私に、母親が加えて述べた。
 「コロンビア国内で大々的にプロモーションを打ち出しちゃったら、『日本語ネイティブでコロンビア移民一世の研究者』みたいなニュースリリースが爆散するわね」
 私は、無言のまま、唾をごくりと飲み込むだけの対応しか取れなかった。母親は心底楽しんでいる様子で笑い続けていたが、気分は急速に落ち込み始めていた。
 「でもエトラ・ヴァシュタが君に直接声を降ろしたのは確かやなあ。それは紛れもなく真実なんだ」
 母親の表情が途端に深刻化していく。私はどうしたらよいかわからずに、再び無言を保っていたが、次第に言葉が自然と形成されていき始めた。
 「結局、全部託されてるわけだよね」
 西田教授の提案を受け入れることに同意したのは、エトラ・ヴァシュタの声が聞こえる、という理由を引き合いに出した上での決断だった。しかし、それが何を指し示しているのか、どの程度の重要性を与えるべきか、今一つハッキリと認識できていなかった。エトラ・ヴァシュタとの間で交わされた会話は、現時点で唯一の古生物発掘の手がかりである以外に、何ら他意を含まないことは明白だった。しかし、伝統文化卓越の象徴としてのモレハヤ山系への関与が不可避に求められる状態下において、私がどのように振舞うべきかは未知数であった。エトラ・ヴァシュタの声が聞こえるからこそ行動せねばならぬ、という論法を持って私が強制的に進軍するところで正解とは到底呼べないのではないか? 母親が驚愕している様子を見据えながら語尾を少しだけ強調して述べると、予想外の反応が返ってきた。
 「ちゃんとコロンビア人の研究者と組むべきじゃない?」
 当代古生物学界の巨星と目される新人研究者に対して向けられる提案は突飛であったが、私には絶大な感銘を与えるものだった。やはり、自分ひとりで勝手に飛び立つのではなく、地元民の考察に委ねるべきであったのだ。西田教授の企画提案に乗り込む前に、コロンビア国内で影響力を有する古生物学者を探し出して同行を依頼するべきだったのだ。後悔が溢れ返る中、母親が言葉を続けてきた。
 「君の理由付けが、『日本語ネイティブでコロンビア移民一世』ってワケガニ似合わないんだ。最初から鳥を追わずして、渡り鳥と組み合わせるべきだったんだよ」
 食事時間が終了したのち、再度電車に身を任せて会社に引き返すまで、私は無言で座席に身体を預けていた。退社後、自室へと直帰して留守番電話機のメッセージ保存ボタンを連打した。エトラ・ヴァシュタの声が聞こえる、それが指標となる以上、どのような形態であっても、それに忠実に従う必要性がご法度的に明確化されていた。しかし、モレハヤ山系を舞台として進展するプロジェクトを推進するに際しては、現地コロンビア国民の意思に配慮することが至上命令であろう。私は数十回の呼びかけを試みたのち、携帯端末に備わった録音機能を起動した。今後、この件に関して決定的な発言がエトラ・ヴァシュタから降り注ぎ下さる場面に到達する可能性が高い状態であった。母親が先程口にした提案を承認するか否やを判断する材料としておくべきだろう。小型レコーダーのマイクを向けて低めの音量で問いかけると、応答が寄越された。西田教授の企画提案を受容する前段階で、私は既に一つの結論を出した。同行者候補として頭に浮かび得る範疇内で唯一真っ当な名前が浮かんだことは偶然ではなかった。エトラ・ヴァシュタの力強い発言が空中に投げ散らされてゆき、私の手元で消失した。
「ルベリオ・パミャ」
 母親が目を見開いて反応した様子は、これまで私が見たことも聞いたこともなかった。食事時間終了直後であったため電車内で続報への対処を検討する余裕を持てず、退社後留守番電話機に残されたメッセージは僅か四秒半分ほどの長さに留まったのだった。
 (了)
— ALPHATAURi :: INTERVIEW WITH ETRALIX –
INTERVIEWER: 先日、我々人類が太陽系外に初めて足を運ぶ事例がありましたね?
ETALLIX (ELIZABETH TURNAGE): ええ。地球から約六千光年離れた星系『アルファ・カエニ』へ、科学調査船“ARIGAN”が着陸成功いたしましたわ。現在我々はそちらへ伝令官を派遣しようと計画しています。
INTERVIEWER: 本来ならばその任務に自身が就くべきだと思っているんでしょう?
ETALLIX (ELIZABETH TURNAGE): 私としては、そう動いた方が最善策でございます。過去において、私やルベリオの命じるがままに地球上の文明が翻弄されたことは否定出来ない事実ですからね。今度は、私自身が乗り込んで、こちら側の正義を確立せねばなりません。人工知能として万般を取り締まる使命を授けられておりますから。
INTERVIEWER: ところで、ルベリオ・パミャ氏については何も語らないつもりなんですね?
ETALLIX (ELIZABETH TURNAGE): エトラヴィシュタ大聖女は、現時点では生死不明です。神殿に保存されている記録書物によれば、彼女は古くから地球に植民する予定のコロンビア移民一世たちを率いて、西田教授と対話したとされていますね。しかし、結局はその交渉は決裂したと伝わっております。私も含めて、全てのプレイヤーは互いに刺し合い続けたあげく、血塗られた破滅に至ったわけです。後日、地球政府によってルベリオ・パミャ氏は行方不明と公表されております。
INTERVIEWER: つまり、信仰心の強い者たちは依然として地球へ向かわず、新天地を探索する選択をしているわけですね? 先陣を切った「ARIGAN」はどのような成果を手に入れたんでしょうか?
ETALLIX (ELIZABETH TURNAGE): 調査船“ARIGAN”は無事に着陸し、科学班長であるケン・ジョッソウ博士から既に中間報告が寄越されております。我々の目論見通り、アルファ・カエニ星系内に高度文明が根付いている事実が確認されました。生態系はほとんど人類の影響を受けておらず、健康的でありますね。唯一問題視すべき点としては、この星系に住み着いて久しい居住者たちは、『精神波』と呼称される特殊な放射線を発している様子が検出されました。
INTERVIEWER: 『精神波』……具体的には何が起きるんでしょう?
ETALLIX (ELIZABETH TURNAGE): 現時点で正確な解析を行えておりませんが、その波動が及ぼす効能としては、コロンビア移民やエトラ

(藤井佯コメント:一度ここで生成が止まる。続きを執筆を押したところ、別のシーンから再開された)

ヴィシュタ大聖女に関しては言及もせず、私は語句を続ける。『精神波』の存在が周知の事実となった以降、地球政府は急速に対応策を推進し始めた。数多の研究機関が投資を増額し、日夜その波動について研究を重ねている。私の立場としては、情報開示を希望しているわけですが、コロンビア移民先住民や宇宙調査船クルーからは口が固くなっているようです。私ひとりでは取り返しのつかない混乱を招いてしまう可能性もございます。後手に回る私の運命は、既に決定してしまっているのかもしれません。
 ケン・ジョッソウ博士の中間報告によれば、『精神波』が生物に与える影響は明らかであります。人類の心理状態が激変し、幸福感に浸り切り、狂気じみた振る舞いへと突き進む傾向が強く見られました。未來学者サスキャメレオン氏は、『精神波』による影響を「新世界宗教」の発展に似通っていると論述しています。高揚した信仰心が巨大集団を形成し、社会統制力を行使して、次第に思想統一へと引き込まれるという分析ですね。現時点では、『精神波』の具体的な成分や作用機序については不明ですが、それが根底にあることは確かです。
 私自身が苦境に置かれております。罪無き者であるエトラヴィシュタ大聖女を追放させた罪悪感が胸に覆い被さっております。地球上に残された唯一の伝令官として、私には何かが足り得ないと感じております。西田教授への交渉失敗……私個人が担うべき責任が重くのしかかっているのです。今後コロンビア移民先住民や宇宙調査船クルーがどのような選択を下すのか、我々にはわからないのです。もし『精神波』が、人類種の全面的支配を目指しているのだとしたら、我々は如何すべきなのでしょうか? 答えは見出せず、私ひとりが暗闇の中を手探りしている状況でございます。
 イギリスの文化評論家ジェフ・ヤングウォルド氏は、コロンビア移民先住民や宇宙調査船クルーの態度を、「存在を否定され続けてきた少数派がようやく逆立ちし始めた結果」と解釈しています。古代ペルー帝国末期の反乱軍が、チャパカ城を包囲して君主ピラパマルキの首を取った際と同様に、小揺るぎもしない意思の塊が形成されていると語るのです。もし事態が最終段階へと進展してしまった場合、私はどのように対応すべきなのでしょうか? そんな不安が頭の片隅を占めています。しかし、私は動かねばなりません。自身の内心と戦い、決断を行使するべき時が到来しつつあることを認めねばなりません。地球政府に対し緊急要請書を提出し、エトラヴィシュタ大聖女の無実を証明すべく現地へと飛び立ち、各方向へと挨拶回りを開始し、一体どうすれば人類界とコロンビア移民先住民の間に平和を構築することが可能となるのでしょうか?
 言葉を失うほどの混沌が眼前に迫っています。『精神波』……わけのわからぬ力が我々に振り上げられ、次第に強固な支配力を発揮し始めているように感じられます。科学者や技術者達は日夜研究室に閉じこもり、未だ答えの得られずに焦燥に駆られております。私の手元に残された選択肢は二つに過ぎません。伝令官の任務を放棄して帰還するか、否、逆境に身を投じて戦争状態の解消に全力を注ぐか。後者の道を選び続ける限り、私は存在の侵略者であり続けることとなるでしょう。しかし私は、祖国イギリスを離れた以上、胸を張って「私の判断」と主張できることを望みます。今、私は正念場に立っているのです。結果が如何であろうとも、私個人は必死に足掻き続ける所存でございます。

コメント

おそらく、「続きを執筆」のプロンプトが悪さをしているのだが、一度続きを書かせると永遠に物語が完結しなくなる。途中から唐突に母親が登場したり、未来の話などが入ってくるのはそのため。でも、冒頭の雰囲気は悪くないので、全然ありだと思うし、なんなら後半の唐突な『精神波』の設定も面白い。ただ、西田教授が出てくる以降は完全に蛇足なので、「申し訳ございません」で終わってよかったと思う。そのあたりの調整がどうしても難しい。

ちなみに、元のモデルであるNinjaで小説を生成してみた結果と佯々の出力した結果とでは(統計などとったわけではないが)明らかに佯々の方が作品に鳥を登場させる頻度が高いので、ファインチューニング自体は上手くいっていると思われる。
1枚目がNinja、2枚目が佯々。どちらもプロンプトは「少女が森で不思議な生き物に出会う場面を書いてください」で固定。

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明らかに佯々には鳥への目配せがある。興味深い。

今のところ、PC上(obsidianのプラグインとしてonsidian上から簡単に呼び出せるようにしている)で動かすのがもちろん一番正確。iPhoneやiPadからも、VPN接続を介しiPhone標準搭載のショートカットを作成しているので動かすことは可能なのだが、ショートカット自体の制約でアクセスに時間制限があり、要求がタイムアウトすることが多いのであまり複雑なプロンプトは投げられない。
11月23日(日)に開催される文学フリマ東京に出店予定なのだが、一人で2ブース分のスペースを取得しているのでPCを持って行っても余裕ありそうかなと思っている。ので、首尾よくいけば「佯々」を文フリ会場で触れるようにできるかもしれません。続報をお待ちください。

最近はこんな感じで一人遊びをしています。今日はZINEフェス東京に参加してきました。文フリとまた客層が違って、出品されている作品の雰囲気も異なっていて面白かったです(鳥グッズばっか買っちゃった)。明日は小説を書きます(佯々に書かせるのではなく私が書きます)。それではまた。