【鳥の閑話】2025/05/09〜05/13・告知

Diary日記,鳥の閑話

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あったことや考えたことのまとめです。章立てはこちら。

・文学フリマ東京40
・告知
・読みたい本、文学フリマで買った本
・近況

文学フリマ東京40

https://bunfree.net/event/tokyo40

ありました。

5月11日(日)12:00〜17:00で、公式発表によると総勢16,111人が来場したそうです(どうでもいいけど、公式からのメールでは打ち間違いで16万人来たことになってて笑ってしまった)。

私は、『新層 まったく新しい勉強会成果論文集』と『沈んだ名 故郷喪失アンソロジー』を持っていきました。『新層』の方は、72部を事前に会場へ搬入しておいたので、当日の荷物は故郷喪失アンソロジーの在庫と敷き布、ポスターなどでした。なんとかリュック一つと手提げ一つで乗り切りました。

当日のファッションは、黄緑の鳥柄ワンピースに、オレンジ色の鳥柄ロングスカートを合わせたスタイル。しかしこのロングスカート、丈が長すぎて躓きそうになる。前日に、両面テープなどで補強したものの心許なく、たまたま乗り換えのために寄った駅に無人の百均があって神かと思いました。安全ピンを買って、会場に着くやいなや屋外で裾上げ。なんとかさまになって、ほっと一息つきました。ちなみにバッジは謎黒水鳥。私は文フリには毎回、鳥のバッジと反-重力連盟のバッジをつけていくことにしています。

会場で、おちこちさん(新層執筆者、売り子を手伝ってくれる)と落ち合い入場します。長蛇の列が既にできており、しかも南ホールってかなり遠い。歩いていくと会場が見えてきて、広いな〜と素直に驚く。とりあえず自分のブース【M-37】を見つけ、ダンボールを取りに行く……無事に自ブースの荷物を見つけてほっとする。それからブース設営を開始。何度も出店しているのでもう慣れたもので、11時15分ごろには設営完了。

ドヤりんちょす。あとは開場を待つだけです。待ち時間に呉樹さんが遊びに来てくれたのでしばし雑談。『新層』もお買い上げいただきました。今回は、会場見本分が2冊(ブースに置くものと、見本誌コーナーに置くもの)、献本が5冊で、実売可能部数は65冊だった。トイレに行ったりSNSで告知をしたりしていたらあっという間に開場になる。え、もう始まったの? という感じだった。じわじわとお客さんの波がやってくる……。

やはり、最初の方の時間帯に来てくれるお客さんは、事前にチェックして絶対手に入れたいと思って来てくれたんだなと思うから嬉しい。3人目くらいのお客さんが、すごい熱心に見本誌を眺めてらして、かなり質問をいただいたので緊張してしまった。最終的にご購入いただきありがたい限り。いつも正の字で売れた冊数を数えているけど、ペースが速い。最初は40分で20冊売れていった。そのあとは、1時間に20冊ペースを維持。

12時半ごろに、執筆者のはづき真理さんと合流。13時ごろから店番に入ってもらう予定なのでしばらく会場を見て回ってもらう。

その後は、神木さん(故郷喪失アンソロジーの寄稿者)や、稲田一声さん(勉強会参加者)などご挨拶に来ていただきありがたい。『灯台へ』を出版されたおざわさん、青井タイルさん、寄稿者の鷲羽巧さん、阿部登龍さんにもお会いすることができた。主にSNSで交流していた方と、こうして実際にお会いできる機会は現状私には文フリしかないため、会場の規模の拡大や入場者の多さについても一概に否定的になれないところがある。久々に松樹凛さんともお会いできて嬉しかった。SNS見てると大変そうだが、なんとかお元気そうでなにより。府屋綾さんもいらっしゃっていて、実は参加者全員会場に来ていたことが判明。全員にご挨拶できてよかった。

14時〜15時は自由時間をいただいていたので、店番をはづきさんとおちこちさんに任せ、挨拶回り&目当ての本を買いに行った。買った本はについてはのちほど書くとして、思い掛けない本との出会いもあったりして楽しかった。しかし1時間なんてあっという間にすぎてしまう。見本誌コーナーをうろうろしていたら時間が来てしまい、目星をつけた本を買えないままブースに戻ることに。

記録によると、完売したのは15時15分ごろだったようだ。私がブースに戻ってきたときには既に残り2冊になっており、その後すぐに売り切れた。多めに持っていっておいてよかったと思う。通販分を考えると70部がギリギリかなと思っていたので。それにしても、いつになっても必要な部数を見積もるのは難しいなと思う。今回『新層』は100部刷ったのだが、正直適正だったのかどうかわからない。BOOTHの在庫を見てみると、既に12部程度になっていた。

15時以降はもう売るものもほとんどない(故郷喪失アンソロジーはあったが)ので、ゆるゆると時間を潰すだけみたいになってしまった。BOOTHに誘導するQRコードをおしながきと一緒に張り出していたのだが、次回やるとすれば、QRコードはチラシにして配布しまくったほうが良かったかもしれないなと思う。おしながきだと、その場でQRコードを読みとらせることを強いることになってしまうが、チラシなら会場を去ったあとにゆっくり吟味してもらえる。

そうこうしていると17時になり、文学フリマ東京40終了。はづきさんおちこちさんに撤収作業を手伝ってもらい、17時20分ごろにはもう会場をあとにした。

それから、反-重力連盟とバベルうおの打ち上げに合流する。まだ文フリの会場が東京流通センターだったときの名残で、打ち上げは浜松町のシカゴピザの店で行われた。以前は、東京流通センターからモノレールで浜松町まで出て、その店で打ち上げをするのが定番だったらしい。昼ご飯を食べていなかったのでぺろりと行けるかと思いきや、かなり苦しい闘いを強いられることとなった。美味しかったけどね。二次会は上野に移動してシーシャ。シーシャ好きからすると、食べ物を食べなくてよくて、数時間単位で談笑できる場として二次会シーシャは超おすすめなのだが、毎回私に合わせてもらっているような気がして若干申し訳なさもある。しかし、今回行った店はよかった。アンドユーというシーシャ屋なのだが、かなり機材にこだわりがある印象だった。炭交換のたびにちょっとしたこだわりなどを店員から教えてもらい、勉強になった。

結局23時を過ぎて解散、へとへとになって帰宅。おつかれさまでした。

さて、『新層 まったく新しい勉強会成果論文集』のBOOTH在庫はあと10冊になりました。増刷はない気がしているので、紙でほしい方はこの機会にぜひ。

https://yo-fujii.booth.pm/items/6851697

そして電子版(PDF)も公開しました。1200円です。こちらもぜひご活用ください。

https://yo-fujii.booth.pm/items/6916519

また、おまけ本(新層執筆者に「どのように論文を書きましたか?」とアンケートをとったもの)が5月18日までコンビニで印刷できるので、そちらもぜひ。BOOTHで購入したら同内容のPDFがついてきます。

『沈んだ名 故郷喪失アンソロジー』も会場にて5冊売れました。手元には残り13部で、それが最後の在庫(増刷予定なし)なので、まだ持っていないという方はこちらもよろしくお願いします。

https://yo-fujii.booth.pm/items/5739978

以上、文フリのレポートでした。差し入れ持ってきてくださった皆さん、店番をお手伝いしてくださった皆さん、当日藤井とお会いしてくださった皆さん、どうもありがとうございました。

告知

さて、なぜか5月はイベントが多く……。文学フリマ東京は終わりましたが、私はあと2つのイベントに参加予定です。

5/18 出張犬街ラジオにて、オープンマイク&コピ本配布

大阪のZINEなどを取り扱う書店兼ギャラリー・犬と街灯から、毎週ラジオを実施している谷脇クリタさん・蜂本みささん・北野勇作さんの「犬街ラジオ」が東京に出張されるとのこと。これは行かなければ、と早速申し込みをしました。会場は東京・谷中にある「猫町ギャラリー」さん。犬、猫と来て、私が鳥成分を補充しなければ! と息巻いています。

3分のオープンマイクができるそうなので、そちらも申し込んでみました。というわけで、このイベントに来れば私がちょっと変わった詩の朗読のパフォーマンスをしている姿を見ることができます。

あと、コピ本もつくりました。20ページ。過去作を何作か収録したものですが、ここでしか入らない限定12部の小冊子です。会場で声をかけていただければお渡しします。

5月18日(日)16:30受付開始、17:00〜19:00上演です。会場は、猫町ギャラリー。事前申し込みが必要なようです。

お会いできるのを楽しみにしています。

5/31 堀之内妙法寺にてフリーマーケット

新高円寺・堀之内妙法寺にて行われるフリーマーケット。公式はこちら(Instagram)。当初は5月6日に開催予定だったのですが雨で延期となり、このたび「5月31日(土)」に開催が決定しました。「RE:3 MARKET」 Resight(見つめ直す)、Recycle(リサイクル)、Return(還元)をテーマとしたイベントです。このブログではおなじみの、呉樹直己さんと隣接で出店します。

私は、家で持て余している古本(安く売るよ〜)と、『沈んだ名 故郷喪失アンソロジー』『新層 まったく新しい勉強会成果論文集』(売り切れてなければ)を持っていきます。そのほか、この機会だからコピ本も用意できたらいいなと考えています。

あとは、レシート小説を販売します。最近、スマホから簡単にテキストや写真をレシートへ印刷することができる小型のプリンターを購入しまして、それを使いたくてうずうずしているのです。

こんな感じでレシートに印刷できます。これを、1回100円で販売しようかなと思っています。140字程度の掌編を6つ用意して、現地でサイコロを振ってもらい出た目によってどれか1つの物語を印刷しようかなと。6パターンのうちどれが出るかはお楽しみ。ぜひ現地で引いてみてください。

以上、藤井イベント出没情報でした。予定があえばぜひ遊びに来てくださいね。

以降有料ゾーンになります。文学フリマで買った本や、最近読みたい本の紹介、近況などを書いていきます。